40代以降の中年世代の男性に多く見られる生え際部分の薄毛は、M字ハゲとも呼ばれています。これは、正面からみた時に生え際がMの様な形に見えるからであり、頭頂部が薄くなるO字ハゲと共に男性の薄毛の代表的な状態です。

また、このM字ハゲは薄毛の中で最も改善するのが難しいタイプと考えられており、現在の最先端の治療法を駆使しても現状維持が精一杯です。このために、出来るだけ早い段階で対処しなければ手遅れとなってしまいます。

そのためには、まずは自覚することが重要であり、見極めるポイントを知っておかなくてはなりません。そこで、これからM字ハゲの基本的な内容について説明していくことにします。

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M字ハゲの内容

近年になり女性の薄毛が増加していると考えられており、実際に国内最大手のかつらメーカーのサービスの売り上げは、数年前からレディース向けのものが過半数を占めるようになっています。

ところが、この様に増加しているにもかかわらず、M字ハゲになっている女性はほとんど見かけることはありません。これは、M字ハゲは、男性ホルモンの作用が原因で発症するからです。このような薄毛のことは、AGA(男性型脱毛症)と呼ばれています。

髪の毛が細くなり、抜け毛が増えて前頭部の生え際が後退したり、頭頂部などが薄くなる脱毛症。AGAとも呼ばれる。何らかの原因で男性ホルモンが毛母細胞の活動を妨げ、たんぱく質の合成を阻害することで脱毛を起こすという説と、遺伝による説がある。思春期後~30代までを「若年性脱毛症」、40~50代までを「壮年期脱毛症」として区別することもある。

引用:M字ハゲの治療法

M字ハゲの正式な症状名であるAGAは、男性ホルモンのテストステロンの一部が変換されて作り出されるDHTという物質が原因です。この物質の生産に関与しているⅡ型5αリダクターゼという還元酵素が、生え際から頭頂部にかけての毛根に分布しているために、この部分に薄毛が集中することになります。

現在のAGAの治療法は、このⅡ型5αリダクターゼの酵素活性を阻害するというアプローチが主流です。これにより、DHTの生産が抑制されるので、薄毛の進行が止まるという結果につながります。

このAGA治療の代表が、医療機関で処方されているプロペシアという内服薬です。厚生労働省が承認するにあたって実施した臨床試験では、98%の確率で不変以上の効果が確認されています。

このプロペシアは、元々は前立腺肥大の治療薬として開発されたもので、頭皮や頭髪に対しての作用は何もありません。しかし、原因物質DHTの生産を抑止することにより、AGAによる薄毛の進行を防止します。なお、プロペシアは内服薬ということで飲む育毛剤とも呼ばれています。

M字ハゲに効果的な育毛剤

なお、M字ハゲなどのAGAの進行を高確率で防止するプロペシアは、費用面での負担がかなり大きいということがデメリットです。これは、頭髪は生命に直接関係している部分ではないからであり、急性の円形脱毛症などの一部の症状以外は、美容目的の治療ということで自由診療に分類されています。

つまり、健康保険が適用されないということで、治療費は全て実費となります。ちなみに、プロペシアの料金はクリニックによってまちまちですが、1カ月分で1万円前後が大体の相場です。

また、現在のところAGA治療は、生涯治療の様な性格を帯びています。つまり、プロペシアも服用を停止すると再び薄毛が進行するということであり、新たな治療法が確立されるか、又は薄毛を受け入れられる精神状態になるまでは続けなくてはならないということです。

このために、何十年もの間、1カ月に1万円前後の出費を続けなければならない状況も十分に考えられるので、経済的に余裕がない人にとっては由々しき問題です。

そこでオススメなのが、類似した効果を期待できる育毛剤の使用です。つまり、Ⅱ型5αリダクターゼの活性を阻害する成分を配合している育毛剤を利用することにより、プロペシア同様にM字ハゲの進行を防止できるということになります。

様々な育毛剤が開発されている中で、M字ハゲを対象としているのが薬用プランテルという商品です。この育毛剤にはヒオウギエキスという有効成分が配合されており、DHTの生産を阻害する効果を期待できます。

ちなみに、定期購入した場合は、1本あたりの金額は税込みで6980円で、50日間使用できます。プロペシアと比較すると費用は50%未満になるので、経済的な負担をかなり軽くすることが出来ます。

まとめ

このようにM字ハゲの進行を食い止める効果的な方法が現在では開発されているので、諦めない限りは状況を改善することが可能です。ただし、一つ注意しなくてはならない問題があります。

それは、M字ハゲの原因物質のDHTは、ペニスの発育をサポートするという役割も担っているので、未成熟の段階で生産を抑制すると成長が阻害される危険があるということです。

このために、少なくとも内服薬や育毛剤によってDHTの生産を抑制するのは、20歳を超えてからにするのが適当です。j