脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症を治すには?〜治療法おすすめ〜薬・病院・皮膚科・AGAクリニックの前に食生活を見直そう。

■誰でもなってしまう可能性がある脂漏性脱毛症とは!

脂漏性脱毛症とは、皮膚の病気である脂漏性皮膚炎が頭皮にも発症してしまった結果、脱毛につながってしまう症状です。

脂漏性脱毛症の怖い点が

「髪に良かれと思ってやっていたことが逆効果」
「日常生活の中で誰でも発症する可能性がある」

などなど…、どんな人にも起こり得てしまう脱毛症なんです。

特に、間違ったヘアケアをしていた結果、脂漏性脱毛症になってしまう方も少なくはありません。

今回はそんな脂漏性脱毛症を徹底解説するとともに、その治療方法をお伝えします!

■そもそも脂漏性脱毛症とは?

頭皮や、髪の生え際などは皮膚の中でも非常に皮脂が出やすい箇所になります。そしてあまりにも過剰に分泌されてしまうと、元々皮膚に存在する菌であるマラセチア真菌と呼ばれる菌が大量に繁殖してしまいます。

このマラセチア真菌が皮脂を分解することによって、皮膚炎症を起こしてしまう状態が「脂漏性皮膚炎」です。そこから脱毛につながることを「脂漏性脱毛症」と言います。

■脂漏性脱毛症になるとどんな症状が?

脂漏性皮膚炎、そして脂漏性脱毛症になってしまうと、まず発症した部分が赤くなんてしまい、かゆみを伴うことになります。

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出典:http://sukoyakajihada120.blog.so-net.ne.jp/index/2

ここからさらに悪化すると…

・フケの大量発生
・かさぶたや皮脂のかたまりが発生
・膿んでしまいグズグズする

など、症状が悪化していくと見た目にもキツイ状態になります。

最終的には髪や頭皮の毛穴に皮脂が過剰分泌され、取り除いてもまたすぐに皮脂がたまってしまうというかなりの悪循環に陥ってしまいます。

そしてさらに悪化すると脱毛が発生。これが「脂漏性脱毛症」です。

■注意!「頭ニキビ」とは別物です!

脂漏性皮膚炎及び脂漏性脱毛症は、頭に出来物であったり炎症が起こるといった症状から「ニキビ」と勘違いしてしまうケースが非常に多いようです。

頭皮にも「頭ニキビ」と呼ばれるニキビが出来てしまうことがあるので、勘違いしてしまうかもしれません。

「頭ニキビも脂漏性脱毛症も同じじゃないの?」と、思われる方もいるかもしれませんが実はまったくの別物です

ニキビの原因となってしまう菌は「アクネ菌」と呼ばれる菌なのに対し、脂漏性脱毛症の原因となってしまう菌は先ほどもご紹介した「マラセチア真菌」です。

有効な成分なども変わってきますので、自己判断で治療をしようとするとさらに悪化してしまう可能性もありますので、頭皮の状態が良くないなと感じたら医師へ相談することも視野に入れましょう。

■脂漏性脱毛症の原因における3大要素!

脂漏性脱毛症の原因は「皮脂の過剰分泌」が主な原因とされていますが、その皮脂の過剰分泌が起きてしまう原因が何なのかをご紹介していきたいと思います。

ちなみに、大きく分類すると以下の3つのようになります。

・ストレス性
・食生活の乱れ
・間違ったヘアケア

どれも、日常生活と密接に関係しているものになりますので、しっかりと詳細を把握しておきましょう!

■ストレスは皮脂の分泌を加速させる!

皮脂が過剰に分泌されてしまう原因のひとつとして挙げられるのがストレスです。

ストレスを感じると、交感神経が過剰に作用してしまい男性ホルモンが過剰に分泌されます。男性ホルモンは皮脂を分泌させる効果があるので、男性ホルモンが増えた分だけ皮脂が余計に増えてしまうのです。

また、人間はストレスを感じるとそのことを感じさせないために興奮成分であるアドレナリンが分泌され、それによって活性酸素が増えて皮脂の分泌量を増やしてしまうという原因も考えられているそうです。

皮脂の過剰分泌が原因とされる脂漏性脱毛症にとって、ストレスほど大きな原因はないといってもよさそうですね。

■“食生活”が大きなカギを握る!?

AGAや円形脱毛症などにももちろん食べ物は大きなかかわりを持っていますが、脂漏性脱毛症の場合は食生活が原因として直結している可能性も高いとされています。

では実際、どんな食生活が脂漏性脱毛症を引き起こすのかをご紹介しましょう。

★中性脂肪

中性「脂肪」というくらいですから、やはり脂肪となって体についたり、皮脂として肌や皮膚に浮き上がってきます。

わかりやすい例を挙げるなら、焼き肉を食べた後や次の日の朝なんかに、皮膚がベトベトすることがありませんか?これは、肉に含まれる動物性脂肪分が浮き出てきているのも原因のひとつと言えるでしょう。

主な食材:バター・生クリーム・チーズ・肉の脂身・砂糖・果糖など

★高GI食品(血糖値が高いもの)

血糖値が上がることによって分泌されるインスリンには、皮脂の分泌を促進させる効果があるため、脂漏性脱毛症の原因につながります。

「糖を取りすぎるのはいけない」という認識が一番わかりやすいかもしれません。

主な食材:白米・パン・麺類・砂糖・お菓子・ジャガイモなど

★アルコール

アルコールを摂取しすぎると、脂漏性脱毛症の原因につながるのはもちろんのこと、そもそも頭皮や髪自体に非常によくない効果が多いとされています。

アルコールを飲むと、のどが渇きませんか?アルコールには脱水作用があり、飲みすぎると体が水分を欲するようになり、皮膚や頭皮も乾燥してしまいます。

また、肝臓は髪の生成に必要な亜鉛などを消費してアルコールを分解しようとするので、頭皮だけでなく髪自体にも悪影響が及ぶことや、ストレスの項でご紹介した「活性酸素」も分泌されてしまいます。

飲むお酒の種類にもよりますが、穀物から作られているお酒には脂肪分や糖類が多く含まれているものもあります。ビールなどは麦から作られていますから、その分糖類が多いです。

ちなみに、最も糖類が多く含まれているお酒は何だと思いますか?

答えは「梅酒」なんです。梅酒は約20%が糖類で作られており、米から作られる日本酒の約4倍。ビールの約5倍もの量が含まれています。

飲みやすいからと言ってぐいぐい行けてしまうお酒だけに、注意が必要です。

また、アルコールを肝臓で分解すると発生するアセトアルデヒドは、処理しきれなくなるとDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれるAGAの原因となるホルモンを生成します。

飲みすぎは頭皮や髪にとって百害あって一利なし…。ということですね!

■シャンプーをすると皮脂が増える!?

「皮脂が増えてしまう=不潔な状態」と考えて、シャンプーを洗浄力の高いものであったり、ゴシゴシと強くこすって皮脂を落とそうとする方、いらっしゃると思います。

確かに、そうすると皮脂がきれいに落ち、頭もさっぱりし、正常な状態に戻ったと“錯覚”するかもしれません。しかしこれが大きな落とし穴なのです!

そもそも、人間の頭皮において皮脂は頭皮に潤いを与え、紫外線やほこりから守る役目をしています。

つまり、シャンプーによって過度に皮脂を取ってしまうと、頭皮はカサカサになり、外的要因から守ってくれるものがなくなるため、頭皮にとってあまりいい状態ではなくなってしまいます。

そして皮脂があまりにも少ないと体が感じると、皮脂をこれまで以上に多く分泌させようと皮脂腺が働き、結果的に皮脂の過剰分泌へつながってしまう可能性があります。

■脂漏性脱毛症を治すために出来ること4選!

脂漏性脱毛症につながる原因を3つほどご紹介しました。結構心当たりのある方も多いのではないでしょうか?

逆に言えば日常生活が大いにかかわっている脱毛症のため、治療する方法や手段も様々に存在しますが、ひとつ大前提があります。

それは「脂漏性皮膚炎」の治療をしっかりと行ってから発毛に取り組むという点です。

皮膚炎の状態で発毛や育毛をしても効果はほとんどありません。病気の土に作物が育たないのと同じことですね!

また、皮膚炎が治癒した時点で髪がまた生えてくることもあるそうです。

そういった前提をお知らせしたうえで、治療のための4つの方法をご紹介します!

1.食生活の改善

中性脂肪・糖類・高コレステロールこういったものを控えるだけでも、皮脂の分泌量はかなり変わってくるといえます。

また、大食いや夜中の食事などは非常に内臓器官に負担をかけてしまい、結果として体全体の働きが悪くなり、頭皮や髪にも栄養が行き渡りづらくなってしまいます。

脂肪や糖をなるべく控えること、やりすぎてしまうと今度は栄養が少なすぎて髪がやせ細ってしまいますので、何事もほどほどが大切です。

2.シャンプーの改善

シャンプーの仕方やシャンプーそのものを変えるのもおススメします。

皆さんは、きちんとしたシャンプーの仕方をご存知ですか?きちんとシャンプーをしようとすると、時間にして約15分前後かかることとなります。

ポイントを簡単に抑えておくと…

・お湯の温度はぬるま湯(38度前後)にすること
・シャンプーで洗う前に、ぬるま湯だけで最低でも5分ほど流す
・シャンプーは手で軽く泡立てる
・指の先ではなく指の腹で揉むように洗う
・必ず自然乾燥ではなくドライヤーで乾かす

これらが、きちんとしたシャンプーの仕方において重要なポイントです。

また、シャンプー自体は頭皮にとって「刺激物である」という認識を持っておかねばなりません。皮脂が過剰に分泌されてしまう方は、洗浄力が弱い「アミノ酸シャンプー」を使ってみることをお勧めします!

3.飲むお酒を変える

「食生活は改善できるけど、お酒はやめられない!」という方に是非おススメしたいのが、飲むお酒の種類を変えるという方法です。

砂糖が大量に使われている梅酒はもちろんのこと、ビールや日本酒はそれぞれ麦や米が原料のため、比較的糖が多く含まれています。

逆に蒸留酒であるウイスキー・ウォッカ・ブランデー・焼酎にはほとんど糖が含まれていないため、お酒を飲む際もこれらを選ぶとよいでしょう。

ただ、注意しなくてはならないのがいくら蒸留酒であったとしてもジュースなどで割ってしまっては意味がないという点です。

飲む際はロックや水割りなどにし、何よりも飲みすぎないようにしましょう。

4.メソセラピー治療

メソセラピー治療とは、発毛部分に超音波やレーザーをあてることによって発毛成分を直接頭皮に注入していく方法になります。ここ最近、新たな発毛方法として注目されつつあります。
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出典:https://www.rs-clinic.com/menu/aga_meso.html

効果は画像をご覧いただくとわかるように、かなりのものが期待できるといえるでしょう。また、最短で半年ほど、最長でも1年前後で治療が終わるというのもかなりうれしい点です。

ただし、内服薬との併用を行うことなどから、1回の治療費が1万円強~3万円ほどとかなり高額になってしまうことがデメリットです。

また、頭皮の状態を正常に戻してからでないと効果が薄いため、まずは皮膚炎の状態を治療してからメソセラピー治療を行うようにしましょう。

■今からできることばかりです!

脂漏性脱毛症に関しては今からできる予防や改善策が非常に多いです。

たった少し日常生活で気を付けるだけでも、状況が劇的に改善することも少なくありませんので、しっかりと意識付けすることが大切ですね!

また、あまりにも脂漏性皮膚炎、脂漏性脱毛症がひどい場合は必ず医師へ相談しましょう、場合によっては頭皮や髪だけの問題では済まなくなってしまいます!

脂漏性脱毛症の毛根の状態とは?症状と対策まとめ

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皮脂の過剰分泌が原因で髪の毛が抜けてしまう脂漏性脱毛症は、激しい痒みが伴うのが特徴の厄介な症状です。この症状の抜け毛の毛根を見ると、正常に抜けた髪の毛とは違う状態になっています。そこで、この違いを説明しながら改善するための対策について説明いたします。

脂漏性脱毛症とは?


(出典:http://blog.reve21.co.jp/files/b10.jpg

脂漏性脱毛症は、脂漏性皮膚炎に追随する症状で、激しい炎症により髪の毛が抜けるケースと毛根が皮脂に塞がれたことで発生するケースの2種類があります。ジヒドロテストステロンが原因のAGAとは異なり、遺伝やホルモンではなく常在細菌の異常繁殖が関係しています。このために、年齢や性別を問わず発症する可能性があります。

自分は今30歳の男性ですが、6年前から脂漏性皮膚炎で、現在までにかなり脱毛が進行してしまっています。またあまりの頭皮の痒さで、毎日のように掻きまくっていたので、さらに脱毛の進行を早めてしまいました。

ちなみにこの6年間はシャンプーを全く使わず、石鹸だけで頭を洗っておりました。脱毛箇所は、髪をセンター分けにした中央から右頭にかけてですが、普通の男性型脱毛のように形の良い禿げ方ではなく、アンバランスな箇所なので特に目立ちます。

5年前に一度だけ皮膚科にいき塗り薬をもらいましたが効果がなく、また多忙もあり脂漏性皮膚炎のことは完全放置していたら、このような取り返しの付かない状態になってしまいました。。。

引用:http://ur0.biz/AThO

このように、髪の毛がただ抜けるのではなく、ふけや痒みを伴うということが通常の脱毛症とは違う厄介なところで、早めに対処しなくてはクオリティー・オブ・ライフにも悪影響を及ぼすことになります。

脂漏性脱毛症の原因

脂漏性脱毛症は、脂漏性皮膚炎により抜け毛が増加する症状のことで、マラセチアという常在細菌が異常増殖することが原因と考えられています

このマラセチア菌は、汗や皮脂の多い環境を好むという性質を有しており、皮脂の分泌量が増加すると、それに伴い増殖します。すると、その代謝物が原因で、肌に炎症を引き起こすことになります。

ちなみに、皮脂の分泌量が増加する原因は、ストレス、ビタミンBの不足、不適当な洗顔や洗髪、生活習慣やホルモンバランスの乱れなどが考えられており、 女性にも起こりがちな疾患として知られています。

脂漏性脱毛症の治療法

脂漏性脱毛症は、脂漏性皮膚炎が原因で抜け毛が増加しているので、この症状を治すことにより髪の毛の状態も回復します。ちなみに、改善する方法はステロイドによる消炎と抗真菌薬によるマラセチアの除去が基本で、ケトコナゾールの外用薬などが処方されます。専門は皮膚科で、健康保険が適用される保険診療が基本です。

なお、脂漏性皮膚炎は慢性化しやすいので、治療をやめると再発する可能性があります。このために、長期にわたり治療薬を使用しなくてはならないケースがあるので、副作用が生じないように工夫することも留意しなくてはなりません。

脂漏性脱毛症とAGAの違い


(出典:http://hairejue-hiroshima.com/voice_data/woman/datumoushou/w3_before.jpg

男性の薄毛の大部分は、AGAという症状で、男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロンという物質が原因です。この症状は、遺伝的な要因が密接に関係しており、日本人男性の場合は約30%に発症します。現在では、プロペシアやザガーロという治療薬が開発されており、高確率で進行を食い止めることが可能です。

ちなみに、AGAの原因物資のジヒドロテストステロンには、皮脂の分泌を過剰化させるという作用があります。このために、脂漏性皮膚炎と類似した状況となるケースがあるのですが、しっかりと違いを見分けなくてはなりません。

何故なら治療法が違っているので、混同してしまうと治るものも治らなくなるからです。そこで、この節では脂漏性脱毛症とAGAの見分け方についてご説明します。


(出典:https://www.rs-clinic.com/images/new/img/1508_1_2-1.jpg

薄毛になる部位

中年以降の男性の薄毛の大部分は、生え際から頭頂部までの範囲に集中しています。これは、AGAの典型的な形態で、生え際が後退するタイプの薄毛はM字ハゲや剃り込みハゲ、頭頂部が薄くなるのはO字ハゲや河童ハゲと呼ばれています。

ちなみに、このように特定の範囲にのみ集中する理由は、ジヒドロテストステロンの生産に関与している還元酵素のⅡ型5αリダクターゼが、この部分の毛根内部に存在しているからです。

一方、脂漏性脱毛症の場合は、側頭部や後頭部といった部分が薄毛になるケースも起こり得ます。これは、ジヒドロテストステロンの作用により薄毛が進行するのではなく、細菌の繁殖により炎症が引き起こされていることが原因となっているからです。

20代前半の男です。一年ほど前に急に髪全体のボリュームが減り、髪全体が薄くなりました。振り返ってみれば、当時はカラーや縮毛矯正などをよく行っており、最後に縮毛矯正をかけてから、二、三ヶ月の間で急激に髪全体が薄くなりました。

当時は美容院で頭皮の赤みを指摘されましたが、たいして気にも留めずにいると急激に薄くなりました。また頭皮全体に吹き出物が大量に発生し、かさぶたを取ると、短く細い毛が付着していることもありました。

皮膚科に行くと脂漏性皮膚炎と診断され、それ専用の薬で治療を続けています。また現在はシャンプーを刺激の弱い無添加のものに変え、頭皮の炎症は治まりましたが、依然として髪の量は当時のままです。

自分の髪の状態としては、急に髪全体のボリュームが減り、現在は抜け毛の量は多くないんですが、特に側頭部と前頭部の密度が薄いです。50を過ぎた父は若干薄いですが、若いころはフサフサだったのでおそらく加齢によるものだと思います。母方の家系や祖父母に薄毛の人はいません。

AGAの可能性も疑ったんですが、上に書いたようにAGAの症状に当てはまらない点が多く、プロペシアなどは服用していません。しかし男性の薄毛のほとんどがAGAと言うこともあり、自分もAGAではないのかと不安に思ってきました。

頭頂部や前頭部だけでなく、側頭部や後頭部もスカスカでもAGAの可能性はあるんでしょうか?

引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1160142396

このように、脂漏性皮膚炎により後頭部や側頭部が薄毛になっている場合は、AGAではなく脂漏性脱毛症に該当するとみて間違いありません。ただし、併発している可能性もゼロではないので、疑わしい場合は皮膚科で診察を受けるのが適当です。

ちなみに、AGA治療薬のプロペシアやザガーロは、5αリダクターゼの活性阻害剤で、髪の毛や毛根に対しての直接的な効果はないので、脂漏性脱毛症に対しては有効ではありませんが、脂漏性脱毛症の治療で使用するケトコナゾール外用は、AGAに対して有効であることが確認されています。

このために、脂漏性脱毛症の治療を受けることにより、仮にAGAを発症している場合でも、改善効果を期待できます。ただし、逆の場合は無効なので、まずは脂漏性皮膚炎を改善することから始めるのが適切な行動ということになります。

毛根の状態

脂漏性脱毛症による抜け毛の毛根は、皮脂やふけの塊が付着しているケースが多いのが特徴です。これは、最初の方に述べたように、皮脂の過剰分泌による炎症やふけにより毛根が塞がれたことにより、髪の毛が抜けてしまっているからです。

一方、AGAの場合はジヒドロテストステロンの作用で毛母細胞の増殖が阻害されてしまい、ヘアサイクルが狂わされることで髪の毛は抜けるので、毛根は弱々しい状態となっています。

これは、毛包のサイズ自体も縮小されているので、細い髪の毛しか生えなくなっているということも関係しています。このために、抜け毛の毛根の状態を観察することにより、脂漏性脱毛症とAGAを見分けることが可能です。

毛根に付く角栓様物質(皮脂の塊?)で悩んでます。34歳女性です。大人になってからアトピーになり、肌荒れと共にフケが増え、 かゆくて髪を引っ張ると毛根にびっしり角栓様物質がついてきます。

抜くとかゆみがおさまるので抜くのがくせになり、円形脱毛症がどんどんひどくなって今はウィッグなしではすごせません。病院でも根本的治療はできずかゆみ止めだけ、リーブ21でも角栓様物質を取り除くのに半年と言われ、シャンプーを専用のにしても効果なし…。

生えたばかりの髪にまでびっしり付いてる位だから、どんどん生成されてるみたいで、日々かゆみとストレスと戦っています。

引用:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10103309070

このように、脂漏性脱毛症の疑いが強いにもかかわらず、間違ったアプローチを行うと症状は悪化します。精神的に追い込まれてしまったことにより、違う脱毛症を引き起こす危険すらあるからです。

なお、毛根が機能を喪失すると髪の毛は生えてこなくなるので、早い段階で適切な対処を取らなくてはなりません。ちなみに、適切な対処とは民間の育毛サロンに駆け込むのではなく、皮膚科で専門医の診察を受けるということを指しています。

まとめ


(出典:http://www7.airnet.ne.jp/bbmasaru/sirousei.ne1.jpg

なお、脂漏性皮膚炎が発症する根本的な原因は、ストレスや栄養不良、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。このために、ステロイドやケトコナゾールによる治療と共に、生活習慣を改善することも心掛けなくてはなりません。外部からのアプローチだけでは根本的な問題が改善されていないので、再発を繰り返し慢性化してしまう危険があります。

また、AGAと脂漏性脱毛症は途中でも述べたように、別々の症状であるがゆえに併発する可能性はゼロではありません。AGAは、生活習慣を改善しても効果はないので、進行を止めるためには内服療法が必須となります。

このために、今回ご説明したように、毛根や薄毛部位を確認しながら自分の脱毛症がどのような原因によるものかを認識したうえで、適切な対処を取る様にしましょう!